一般財団法人 人文情報学研究所について

当法人・研究所設立の趣意

 近代を迎えた明治の激動期、日本の仏教界は時代に先駆けて果敢に行動し、仏教国と しては唯一、世界の仏教研究を牽引する地歩を得ました。爾来、先人たちの不断の努 力あって、その地位は揺らぐことなくこんにちにまで継承され、仏教学は日本の人文 学のなかで世界に誇るべき有数の学問となっています。ここに至る歴史の底流には、 大蔵経の編纂をはじめとする、仏教学の基盤形成のための多大な努力があったことを 忘れることはできません。

 さて、知識の蓄積、発信、交換の形態が書物から電子媒体へと変化をする近年、世界 の人文学をめぐる情況は大きく変貌しつつあり、それは仏教研究において顕著であり ます。こうした研究環境の変革に的確に対応し、人文学において仏教研究が果たした 歴史的役割を継承するためには、人文情報学というあらたな学問を視野に入れること が喫緊の課題となっています。

 この現状を踏まえて、私どもは、学者、有識者、学組織と協議を重ね、問題を解決す べき道を模索してきました。その結果、独立の研究所を設けて活動を起こすことが不 可欠であるとの結論に至りました。

 このようなことから、人文情報学的知見を開発して人文知の宝庫である仏教の研究を推進し、 これをとおして人文学全体を振興するとともに、広く人類精神文化の発展に寄与する目的 をもって、人文情報学研究所を設立いたしました。

理事長

竹村牧男

研究所の組織

研究部門
  - 仏典テクスト研究部門
  - 仏典写本研究部門
  - 人文情報学研究部門
事務部門
  - 事務局

研究所のスタッフ

主席研究員
  - 下田正弘(連携研究員)
  - 苫米地等流
  - 永崎研宣
研究員 数名

事務長(統括管理責任者・コンプライアンス責任者)
  - 清水元広
事務局員数名