ISSN 2189-1621

 

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DHM 060 【前編】

2011-08-27創刊                       ISSN 2189-1621

人文情報学月報
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄Digital Humanities Monthly

             2016-07-30発行 No.060 第60号【前編】 642部発行

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 ◇ 目次 ◇
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【前編】
◇《巻頭言》「ヨーロッパの初期印刷本とデジタル技術のこれから」
 (安形麻理:慶應義塾大学文学部)

◇《連載》「Digital Japanese Studies寸見」第16回
「日本学におけるデータ共有?オープンサイエンスというながれをまえにして」
 (岡田一祐:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)

【後編】
◇人文情報学イベントカレンダー

◇イベントレポート
「研究データ利活用協議会」公開キックオフミーティング参加報告
 (永崎研宣:人文情報学研究所)

◇編集後記

◇奥付

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【人文情報学/Digital Humanitiesに関する様々な話題をお届けします。】
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◇《巻頭言》
「ヨーロッパの初期印刷本とデジタル技術のこれから」
 (安形麻理:慶應義塾大学文学部)

1.英米流の書誌学とシェイクスピア研究

 英米における分析的な書誌学は、シェイクスピアを中心に発展してきたといって
も過言ではありません。手稿や清書原稿が残されていることもある近現代の作品と
違い、シェイクスピアの戯曲作品は関連資料も少なく、さらに何が印刷原稿として
使われたのか(下書き原稿、台本、訳者の記憶再生による原稿など)も含めて検討
する必要があるためです[1]。

 たとえば、20世紀半ばの書誌学者たちは、シェイクスピアの1623年に出版された
最初の作品集(いわゆるファースト・フォリオ)の綴りに着目しました。正書法が
確立していなかった時代は綴りが植字工の裁量に任され、スペースの調整の結果や、
好み、癖などが表れているのです。たとえば、植字工Aがdoe、goeのように最後に
「e」を付けたるところを、植字工Bはdo、goと綴る傾向にあったことなどが明らか
にされています[2]。

 さまざまなコーパスが利用できるようになった現在、この種の調査を行うための
労力は大幅に軽減されました。もちろん、調査結果をどのように分析し解釈するか
は、人間がきちんと考えなくてはなりません。そういう楽しい作業に労力を傾注で
きる、ありがたい時代になったといえるでしょう。

2.西洋の初期印刷本のテキストデータ

 ヨーロッパにおいて活版印刷術が始まった15世紀半ばから世紀末までの50年ほど
の間に印刷された本を、初期印刷本(インキュナブラ)と呼びます。往々にしてい
わゆるひげ文字のゴシックレター(ブラックレター)で印刷され、通常のOCR(光学
的文字認識)では文字の認識ができないため、電子テキスト化も進んでいません。

 筆者が専門とするグーテンベルク聖書も、西洋最初の本格的な活版印刷本として
有名であり、現存する48部のうち1/3以上がデジタル画像化され、ウェブサイトや
CD-ROMで公開されていながら、テキストデータは作られていません。誰もが名前を
知っていて、中身も聖書という世界最大のベストセラーであることを考えると、少
々意外なのではないでしょうか。

 ゲッティンゲン大学図書館のサイトGutenberg Digitalでは、聖書の中の有名な箇
所(たとえば天地創造の第一日目)をリストから選択すると、左に同館所蔵のグー
テンベルク聖書、右に19世紀のラテン語聖書のデジタル画像の該当部分が並んで示
されるようになっています[3]。綴りを除けばほとんど同じという箇所もあれば、
大きく違う箇所もあることがわかり、面白い提示方法だといえます。しかし、グー
テンベルク聖書のトランスクリプションというわけではないので、冒頭に紹介した
ような綴りの特徴の調査や植字工の同定といった研究に使うことはできません。

3.デジタル技術を用いた初期印刷本の研究

 幸い、印刷史上の重要性から、グーテンベルク聖書の現存本のデジタル画像化は
進んでおり、さまざまな研究が可能になっています。なぜ同じ本を何冊もデジタル
化するのかと不思議に思うかもしれませんが、手引き印刷時代には、印刷の途中で
も活字を抜き差しして修正することが可能だったため、同じ刷でも少しずつテクス
トが異なっているのが普通だったからです。

 筆者は、市販の画像・映像編集ソフトウェアを応用してデジタル画像を重ね合わ
せたり、画面上の同じ場所で交互に高速で表示するという校合手法により、グーテ
ンベルク聖書の校合を実現させました。その結果、最初の印刷工房でも印刷途中で
の修正作業が行われていたこと、修正は各ページで一回のみであること、紙は羊皮
紙よりも先に印刷されたこと、などの作業工程の詳細を明らかにすることができま
した。

 グーテンベルク聖書の活字は定説では約300種類とされていますが、筆者は、校合
を行う中で、もう少し多いのではないかという疑問を持ちました。そこで、活字そ
のものの研究も始めています。現在、共同研究者とともにオープンソースのOCRソフ
トウェアを組み合わせ、各活字の座標や縦横のサイズのデータを取得し、統計的な
分析を行っているところです。単純なデータですが、印刷時期や分業のユニットと
いった先行研究の成果と合わせて検討すれば、技術の向上や担当職人による差とい
った印刷工程の詳細を明らかにする手がかりとなると期待されます[4]。

 また、プリンストン大学の書誌学者Needhamと物理学者Agu:era y. Arcasは、グー
テンベルクの最初の活字で印刷された『トルコ教書』の小文字「i」の画像のクラス
タリング分析を行いました。その結果、数百というクラスターが得られたことから、
この活字が、従来考えられてきたような金属製の母型と鋳型によって鋳造されたも
のではないという説を発表し、論争を巻き起こしました[5]。活版印刷術の根幹に
かかわる問題でありながら、検証はまだほとんど進んでおらず、今後の進展が期待
されているところです。

 このように、グーテンベルク聖書のようにメジャーで研究され尽くされているか
のように思えるものでも、デジタル技術を使って新しい問いを立てることが可能に
なります。過去の方法論や先行研究の知見を踏まえることで、そうした研究をより
実りあるものにできるでしょう。

4.高品質のデータと研究者の役割

 私事にわたり恐縮ですが、筆者は、慶應義塾大学図書館が所蔵するグーテンベル
ク聖書のデジタル化の作業から研究利用までの各段階に関わってくることができま
した。その経験も踏まえ、データの質について最後に簡単に述べたいと思います。

 高品質のデータがほしいというのは当然ですが、色の再現性が高く、高解像度な
画像で、メタデータが充実していて、といったところはすぐに思いつくものの、具
体的に何をもって質が高いとするかは、一律に決められるものではないでしょう。

 2014年に発表されたIFLA貴重書・写本分科会によるデジタル化計画についてのガ
イドラインは、従来の手引きとは異なり、計画立案過程に焦点を当て、管理担当者、
図書館員や学芸員に加え、組織内外の研究者の三者の視点に立っていることが特徴
です[6]。2年前に、筆者が指導する学生が卒業論文(未刊行)で日本の大学図書
館の貴重書デジタルアーカイブを調査した際、協力者として研究者の名前が入って
いることはそもそも少なく、名前があっても役割が不明であるか、解説や解題の執
筆という協力の形が多いことがわかりました。今後もデジタルアーカイブの構築は
進んでいくと思われますが、データを利用するだけでなく、IFLAのガイドラインに
あるように、計画策定段階から研究者が積極的に関わっていくことが必要なのでは
ないかと自戒もこめて考えています。

[1]英知明. シェイクスピア時代の演劇古版本. 書物學. 2016, vol. 7, p.1-9.
[2]1920年にThomas Satchellがはじめて着目し、Charlton Hinmanが1963年の著書
 で体系的かつ徹底的な分析を行いました。Hinman, Charlton. The Printing and
 Proof-Reading of the First Folio of Shakespeare. Oxford: Clarendon
 Press, 1963.
[3] http://www.gutenbergdigital.de/gudi/eframes/index.htm
[4]Agu:era y Arcas, Blaise. “Temporary Matrices and Elemental Punches
 in Gutenberg’s DK Type”. Incunabula and Their Readers: Printing,
 Selling and Using Books in the Fifteenth Century. Jensen, Kristian, ed.
 London, British Library, 2003, p. 1-12.
[5]安形麻理. 「欧文活字」研究の現在. 書物學. 2016, vol. 8 [印刷中].
[6] http://www.ifla.org/files/assets/rare-books-and-manuscripts/rbms-guideli...

執筆者プロフィール
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安形麻理(あがた・まり)慶應義塾大学文学部准教授。慶應義塾大学大学院文学研
究科修了。博士(図書館・情報学)。同助手、助教を経て、2011年より現職。グー
テンベルク聖書を中心とする西洋の初期印刷本を対象に、デジタルデータを用いた
分析を行っている。著書に『デジタル書物学事始め』勉誠出版、翻訳書に『西洋活
字の歴史』がある。

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◇《連載》「Digital Japanese Studies寸見」第16回
「日本学におけるデータ共有?オープンサイエンスというながれをまえにして」
 (岡田一祐:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)

 2016年7月5日、シュプリンガー=ネイチャーは、自社出版にかかわる研究データ
共有方針を公開した[1][2]。シュプリンガー=ネイチャーは、イギリスの代表
的な科学雑誌ネイチャーを刊行するネイチャー・パブリッシング・グループや、ド
イツの学術出版社であるシュプリンガーなどによって構成される世界的にも巨大な
学術出版グループである。この方針では、コンピュータ上のデータの共有のありか
たに関して、データを公開し、さらに論文でそれを引用するという形態を期待して
いる。データ管理のありかたについては、データ処理に関する(内容ではなく)審
査を要するかいなかなどの細部について4類型が用意されている。この方針は、同グ
ループの刊行する全雑誌において採用することが期待されている。

 この研究データの共有は、あたりまえながら一出版社だけの動向ではなく、シュ
プリンガー=ネイチャーの方針も、世界的な動向に対応したものである。研究デー
タ共有に関する世界的組織である研究データ同盟(Research Data Alliance: RDA)
という国際団体も組織され[3]、昨年のRDAの年次総会は日本で行われた[4]。こ
れは、研究のオープン化-オープンサイエンス-という公共資金提供機関の意嚮も
関わってくる話であって、自然科学が先陣を切るが、かといって人文学が無関係な
わけではない。人文学におけるデータ共有は全世界的に進んでいないといえ、大規
模なデータにもとづく研究が増えていることもあり、検証のために研究者がみずか
らのデータを提供することは避けられなくなっている[5]。ただ、人文学における
データといっても、その様態はまったく同一ではないから、ここでは文献学的な日
本学に限定して対応策の一端を考えたい。

 日本学におけるデータとはなんだろうか。日本学においてデータとは第一に文献
であり、具体的には、伝承されてきた書物に記された本文であろう。本文には、底
本があり、また異本の校異がある。第二に、その本文に対して付される注釈がある。
このように考えると、模刻本(影印)や校訂本文、注釈を公刊することはそれこそ
国学者の時代から脈々と行われてきており、データ共有についてはすでに慣習がで
きあがっており、オープン化はすでにされているように思える。

 ざんねんながら、たしかに、それらは公刊はされているのだろうが、本という形
態につよく制約されており、そこまでオープンだとはいえない。また、特定の研究
者はデータを持っていても、影印が公開されていなかったり、本文が公開されてい
ないというものも数多く存在する。また、最近は、論文ではないからと評価が下が
る傾向にあるとも聞く。オープンにしたところでなおのことだろう。

 現在、諸機関の努力により、数多くの資料の画像が見られるようになっているこ
とは、本連載でも感謝しつつ紹介してきたところである。これは、だれでも見られ
るという点において、オープン化が進んできていると言えよう。しかしながら、本
文や注釈に関しては、紀要論文等で公開されているばあいや、本連載第一回で紹介
したような例外を除いて、あまり進んでいるとは言いがたい。この点、出版物をお
いそれと無料公開できない、所蔵者の理解が得られないなどの利害関係もあろうが、
オープンサイエンスの重要な一側面である、データ公開の評価形態の構築という方
向性に日本学が逆行する方向にあることも無縁ではあるまい。

 このように書いてくると、稿者に文献学に触れさせてくださった先生方の声が脳
裏に響きもする。索引は本文を読むための道具にして読まずして済ませるためには
できていない、実物に触れて実感を得ないとできない研究の深みがある……などな
ど。実に至言である。文献学に近づく道は、これからも易しくはならないだろう。

 しかしながら、文献学への道が険しいことと、データ共有が不要であることとは
べつのはなしではないか。たしかに、前後もわきまえぬころには触らぬが吉となる
ものもなかにはあろう。論文を読んでいて、妙な結論が出ていることだと思ってよ
くよく確かめてみれば、調べ方がはなから間違っていたということは、現にあるこ
とである。ただ、それがデータを自分の手元で管理する理由となるかといわれれば、
論理の飛躍であるように思われる。

 各人には、各人の置かれた状況がある。それが著しい機会の不平等をもたらすこ
ともあるだろう。それは経済的・地理的・家庭的、資料へのアクセスの不平等さの
原因には種々あろうが、日本学においては、資料の持ち手の問題も挙げられる。そ
のことの是非は措き、寺社の秘庫にある貴重で重要な資料にじかに接し得るひとび
とは選ばれたひとであることは疑いようがない。しかも、それがその後焼けたり湮
滅したりなどすれば、その限られたひとびとから学界に情報が提供されなければい
かんともしがたい。そんなとき、オープンサイエンスはそれを緩和するものとして
働くのだろうし[6]、それじたいはいままでの日本学が配慮に欠けていたところで
はあったように思う。

 そもそも、自分のデータを大事にしておいた結果として、それよりも粗悪なデー
タがまかり通るのが世の習いであり、今後それは更に拡大する一方だろう。データ
を世に問うことの再評価を通じて、学問の健全性を確保することも今後必要になっ
てくるだろうし、その意味で、オープンサイエンス化の流れに自律的に対応するこ
とは、幸か不幸か日本学にも無関係ではなかろうと思うのである。

[1] Promoting research data sharing at Springer Nature : Of Schemes and
 Memes Blog http://blogs.nature.com/ofschemesandmemes/2016/07/05/promoting-research-...
[2] Springer Nature社、研究データポリシー基準を公開 | カレントアウェアネ
 ス・ポータル http://current.ndl.go.jp/node/32019
[3] https://rd-alliance.org/
[4] RDA Seventh Plenary Meeting、 Tokyo、 Japan | RDA
https://rd-alliance.org/plenaries/rda-seventh-plenary-meeting-tokyo-japan
[5] 池内有為「研究データ共有の現在 異分野データの統合とデータ引用、日本
 のプレゼンス」『情報管理』58.9、 2015 doi:10.1241/johokanri.58.673
[6] Data Sharing Principles-World Data System: Trusted Data Services
 for Global Science https://www.icsu-wds.org/services/data-sharing-principles

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 続きは【後編】をご覧ください。

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人文情報学月報 [DHM060]【前編】 2016年07月30日(月刊)
【発行者】"人文情報学月報"編集室
【編集者】人文情報学研究所&ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)
【 ISSN 】2189-1621
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