12月9日、株式会社あわえは、各家庭や行政・企業等が保持する古写真を収集してデ ジタル化する“GOEN”というサービスを開始した。GOENは地域住民に対する行政サ ービスとして全国の地方自治体への導入を推進する計画であり、第1弾として美波町 (徳島県)での導入が決定している。 http://japan.cnet.com/news/service/35057725/ http://www.awae.co.jp/20141209.html http://goen.photo/
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DHM 042 【前編】
1月8日、情報処理学会と株式会社ドワンゴ、および株式会社ニワンゴは、情報処理 学会の学術コンテンツをドワンゴのniconico(ニコニコ動画など)を活用して配信 することで提携した。日本学術会議協力学術研究団体と動画共有サイト運営企業が 提携するのは初めて。最初の取組として、2015年3月17日(火)~19日(木)に京都 大学で開催される「情報処理学会第77回全国大会」をニコニコ生放送で生中継する としている。 http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20150108_682941.html
12月22日、米国議会図書館のブログで、“Unlocking the Imagery of 500 Years of Books”と題し、Internet Archiveによる過去500年間の図書の挿絵画像のデジタ ル化公開について、その取り組みを紹介した記事が掲載されている。 http://blogs.loc.gov/digitalpreservation/2014/12/unlocking-the-imagery-o...
2012年に始まったTufts大学のプロジェクト“LiAM: Linked Archival Metadata” のリソースサイトが公開されている。アーカイブ資料のメタデータをLinked Dataと するためのツールやそれに関するウェブサイト等の情報がまとめられている。 http://digitalhumanitiesnow.org/2014/01/resource-liam-lists/
DHM 030 【前編】
1月7日、岩波デジタルアーカイブスが公開された。過去に開催された「岩波の文 化講演会」と「岩波市民講座」の講演、講義記録を公開するというもので、1月公開 分は、網野善彦氏の「日本中世の平民と職人」、大野晋氏の「語学と文学の間」、 遠山茂樹氏の「近代天皇制の成立過程」、中尾佐助氏の「イモの文化とイネの文化」 となっている。 http://www.iwanami.co.jp/museum/archives/index.html http://current.ndl.go.jp/node/25224
1月1日、正当に評価されていないレアな史料をウェブに掲載するHistory Leaksと いうサイトが公開された。センシティブなあるいは機密文書を暴露するようなサイ トではなく、パブリックドメインとなった史料のみを扱うものという。 http://historyleaks.wordpress.com/2014/01/01/the-history-leaks-manifesto/ http://histi3.commons.yale.edu/2014/01/01/history-leaks/
12月25日に、明治学院大学図書館が「聖書和訳デジタルアーカイブス」を公開し た。同館が所蔵する聖書和訳に関連する資料について、32,000枚を超えるデジタル 画像として公開したもの。 http://www.meijigakuin.ac.jp/mgda/bible/ http://current.ndl.go.jp/node/25172
12月17日、オーストリア国立図書館が第一次世界大戦100周年記念に関するプロジ ェクトを発表した。Europeanaでの75,000タイトルの資料公開や新聞史料のデジタル 化提供等が計画されている。 http://www.onb.ac.at/services/presse_22277.htm
1月7日、国立国会図書館は、一般社団法人日本出版者協議会及び大蔵出版株式会 社から『大正新脩大蔵経』(全88巻)ほかのインターネット提供の中止を求める申 出を受けた件に関し、その後の対応について報告文書を公表した。 http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2013/report140107.html
1月24日にはこの問題に関し、京都大学人文科学研究所共同研究班「人文学研究資 料にとってのWebの可能性を再探する」が主催となり、「緊急シンポジウム:近デジ 大蔵経公開停止・再開問題を通じて人文系学術研究における情報共有の将来を考え る」が開催される。 http://kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~nagasaki/daizokyo2014.html
1月14日、AMeeTに、京都府立総合資料館の福島幸宏による「京都府立総合資料館 の取り組み 京都-日本のデジタルアーカイブのハブを目指して」という記事が掲載 された。2006年の新館開設を目指す同館のデジタルアーカイブプロジェクト等が紹 介されている。 http://www.ameet.jp/digital-archives/digital-archives_20140114/