ISSN 2189-1621

 

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DHM 058 【前編】

2011-08-27創刊                       ISSN 2189-1621

人文情報学月報
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄Digital Humanities Monthly

             2016-05-31発行 No.058 第58号【前編】 636部発行

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 ◇ 目次 ◇
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【前編】
◇《巻頭言》「文化現象の解明に向けた人文情報学の可能性」
 (河瀬彰宏:同志社大学)

◇《連載》「Digital Japanese Studies寸見」第14回「文字データベースの現在」
 (岡田一祐:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)

【後編】
《特集》「海外DH特集-フランス歴史学におけるDHの伝統」
 (長野壮一:フランス社会科学高等研究院博士課程)

◇人文情報学イベントカレンダー

◇イベントレポート「第110回人文科学とコンピュータ研究会」
 (永崎研宣:人文情報学研究所)

◇編集後記

◇奥付

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【人文情報学/Digital Humanitiesに関する様々な話題をお届けします。】
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◇《巻頭言》「文化現象の解明に向けた人文情報学の可能性」
 (河瀬彰宏:同志社大学)

■文化現象を科学的に分析するには
 ニュートンは、ケプラーやガリレオの仕事を結びつけることで自然現象を法則に
従うモデルとして記述し、科学的に分析できることを示しました。マルクスは、リ
カードやヘーゲルの仕事を結びつけることで社会現象を法則に従うモデルとして記
述し、科学的に分析できること示しました。はたして、文化現象--人々が共有す
る行動様式・生活様式--にも法則はあるのでしょうか。もし法則があるとすれば、
文化現象を科学的に分析し、文化間に隠された特徴の発見や文化の発展・衰退の予
測に役立てられるはずです。しかし、どのような方法論を用いればよいのでしょう
か。本稿では、この問いを検討しながら人文情報学(Digital Humanities)の可能
性を探りたいと思います。

■定性的研究と定量的研究
 学問の方法論は、大きく定性的研究と定量的研究に分けることができます。前者
は、対象の観察と性質の記述によって理解を深めていく方法論であり、神学や哲学
などの人文科学(humanities)諸分野で利用されています。後者は、対象の計測に
よって仕組みを明らかにする方法論であり、物理学や天文学などの自然科学
(science)諸分野で利用されています。

 文化現象は、社会や人間の行為に関する事象であることから、そこにどのような
因果関係と論理が内在しているのかを直接掴むことができません。したがって、文
化現象は長らく定性的研究の対象とされてきました。例えば、伝統的かつ正統的な
方法論を重んじる音楽学者であれば、文献調査や実地調査などの定性的研究を通し
て音楽文化を考察します。

 しかし、定性的研究には、科学における再現可能性--誰が実施しても同様の結
果を得られること--や、反証可能性--第三者が同じ内容を検証してフェアに議
論できる場を設けること--を担保しにくく、分析過程から恣意性を排除しきれな
いという問題があります。この問題の解決策としては、定性的研究を定量的研究に
近づけること、すなわち、対象を数量として示し、客観的に議論できるように工夫
することが挙げられます[1]。

■音楽を定量的研究の対象にするには
 それでは、どのように対象を数量として表現すればよいのでしょうか。文化現象
の射程である音楽文化を定量的研究の対象として扱う方法を考えてみます。

 デカルトは、『方法序説』[2]の中で還元主義的に平面上の任意の点を横軸と縦
軸の直交座標系として分析しました。同様に、西洋音楽の楽譜を時間軸と音高軸に
還元した合理的なシステムとして分析することで、音楽は基本的な要素とその関連
によって構成される芸術と解釈することができます。このようにして音楽を計数的
に捉えうる要素に還元することにより、かつてライプニッツが“Musik ist die
versteckte arithmetische Ta:tigkeit der Seele, die sich nicht dessen
bewus&t ist, das& sie rechnet”(音楽とは、魂が知らず知らずのうちに計算する
行為である)と述べたように、音楽を定量的研究の対象として記述することができ
ます。音楽以外にも、文学、美術、芸道、思想についても同様に、対象をその特性
と分析の目的に沿うかたちで記号やテキストに落としこむことにより、数値的な解
析へ帰着させることができます。

■一側面を見るだけでは実態を把握することができない
 また、定性的研究を定量的研究に近づけるだけでは、現象の実態を解明できるわ
けではなく、多面的視点からの探究も不可欠になります。民謡研究から音楽文化を
捉える場合について考えてみます。

 民謡は自然性、伝承性、集団性、郷土性などを備えた音楽であるため、少なく見
積もったとしても、文芸学、民俗学、音楽学の三つの側面を総合して把握されるべ
きものと考えられています[3]。したがって、たとえ伝統的かつ正統的な方法論を
重んじる音楽学者の考察が音楽文化を捉える貴重な記述であったとしても、極論す
れば、それは民謡を音楽学の側面から見た場合の価値に過ぎず、文芸学や民俗学の
側面から見た場合の価値や、複数の側面から得た価値を総合したときに生じる問題
などが考慮されない不完全な記述に留まります。音楽文化に限らず、文化現象の実
態を精緻に解明していくためには、学際的研究(interdisciplinary research)を
展開していくことが重要です。

■人文情報学の可能性
 しかしながら、ひとりの研究者が複数の専門領域を修めることは、作業量が膨大
なものとなり、決して効率のよいやり方ではありません。文化現象の実態を解明す
るために研究を大規模かつ学際的に促進させる効率のよい術はないものでしょうか。
この問題を解決する戦略として、定性的研究を定量的研究に近づける工夫に加え、
人文情報学の知見--統計科学や情報科学の方法論を接点とした研究の展開--を
導入することが要点であると私は確信しています。

 例えば、民謡のデータを保存するにしても、汎用性の高いXMLの技術--MusicXML
[4]やMusic Encoding Initiative(MEI)[5]--を援用して旋律を近似的に楽
譜情報として構造化し、音楽に付随する歌詞、採録地、年代、ジャンルなどの情報
も含めて集積することは、大規模な楽曲データを管理する上で合理的であるばかり
か、統計科学や情報科学で開発された種々のアルゴリズムを適用することが適いま
す。そして、複数の専門分野--音楽学、言語学、情報学、心理学、社会学、人類
学、民俗学、地理学、歴史学など--の研究者とのデータ共有や議論の場を提供す
ることにも寄与します[6]。言い換えれば、人文情報学の知見は、一人の研究者が
修めきれない数多の学問を横断的かつ有機的に活用する環境を整備し、学際的研究
をもたらす意義があります。

 昨今、文化資源の電子データ化とそれを簡易に操作するためのツールの開発が急
速に進められ、人文科学諸分野の研究を定量的研究の対象として扱うことは世界的
なトレンドとなりつつあります。同時に、学際的研究を実現させる可能性がかつて
ないほどに高められています。文化現象を科学的に分析する上でも、人文情報学の
知見を導入することは、議論に行き詰まりのあった様々な課題に対して新たな洞察
をもたらすはずです。

 末筆ながら、異分野の研究者とプロジェクトを立ち上げて共同し、人文情報学を
通して新たな発見に至る醍醐味を味わいたい方や、本稿の冒頭に記述した課題--
文化間に隠された特徴の発見や文化の発展・衰退の予測--に参画したい方がひと
りでも増えれば幸いです。

[1] 村井源(編)(2014)『量から質に迫る--人間の複雑な感性をいかに「計
 る」か』東京:新曜社.
[2] Descartes, Rene'(1637)Le Discours de la mee'thode(デカルト(1997)
 『方法序説』谷川多佳子訳、東京:岩波文庫).
[3] 小泉文夫(1958)『日本伝統音楽の研究I』東京:音楽之友社.
[4] http://www.musicxml.com/for-developers/ (2016年5月13日参照)
[5] http://music-encoding.org/ (2016年5月13日参照)
[6] Kawase, Akihiro(2016)Regional Classification of Traditional
 Japanese Folk Songs from the Chugoku District, In Proceedings of the
 Digital Humanities 2016 (in press).

執筆者プロフィール
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河瀬彰宏(かわせ・あきひろ)同志社大学文化情報学部文化情報学科助教。博士
(工学)。国立国語研究所研究員を経て2016年4月より現職。旋律や言語のコーパス
を構築し、計量的に解析することで文化現象に内在する法則を探ることを主たる研
究としている。所属学会は、認知科学会、日本民俗音楽学会、Alliance of
Digital Humanitiesなど。

Copyright(C) KAWASE, Akihiro 2016- All Rights Reserved.
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◇《連載》「Digital Japanese Studies寸見」第14回「文字データベースの現在」
 (岡田一祐:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)

 文字は、言語の伝達を素直にしてくれないものほどややこしく、わたしたちを
「情報」から遠ざける働きをするものである。そのために、漢字文化圏においては、
文字を読み解く手段として字書というものをふるくから編んで、効率よく情報に近
づこうとしてきた。字書は、文字に関する最も古いデータベースの形態であり、現
代日本では、さまざまな紙の字書が充実している。それによってかよらずか、文字
に関するコンピューター・データベースは字書をデジタル化したものが多かったよ
うに思うが、それ以外のデータベースもある。今回は、そのなかでも、稿者の先日
公開したデータベースを中心に、文献の文字に特化したオンライン・データベース
について見てゆきたい。

 2016年5月9日に「『和翰名苑』仮名字体データベース」[1]というものを公開し
た。これは、江戸時代に刊行された仮名字書『和翰名苑』をデータベース化したも
のである。仮名字書とは、書道字書や書法字書と言われるもののひとつで、書を書
く際にお手本とするために編まれるものである。書道字書は、漢字字書などのよう
な、読みや意味などの、その字に「ついて」調べる字書とは異なり、その字のあり
うる「姿」を調べる字書である。漢字字書でも、もちろん異体字などの情報は掲載
されるが、明朝体なり楷書体なりのある種の理想化された実現形によって提示され
るのであって、現実に書かれたときにどのようなかたちをしていたのか、そこから
は直接には分からないものである。それに対して、書道字書は、そのような音に関
する情報は漢字字書に任せてあって、とある字がどのように書かれてきたのかを調
べ、かつ提示することに主眼を置く。だから、読めない字を書道字書を引くとき、
偏旁からあたりをつけてページを繰るわけだが、目的の字があったとして、その字
に「ついて」分かるのは、せいぜい読みくらいで、意味などはまったく触れられて
いないのがふつうである。

 このような書道字書的な実例を提示する文字オンライン・データベースというの
は、中国のものについてはあるていどあるようであるが、仮名のものはほぼなかっ
たといってよい[2]。例外としては、東京大学史料編纂所の「電子くずし字字典デ
ータベース」[3]くらいで、これは「くずし字」の用例を精力的に集めたデータベ
ースであるので、仮名の実例についてもいろいろなものが集まっている。ただ、文
書や消息が中心で、典籍はあまりなく、いわゆる「書道字書」が対象とする書とし
て尊ばれるような品々から用例を採取した字書というものは手薄な分野であったと
いえるだろう。「木簡字典」[3]は、漢字のものであるが、すべてが木簡から採字
されている点において、典籍の分野とは違うところに焦点があったといえる。もち
ろん、『和翰名苑』は江戸時代にできた本であるので、いまのような正確な複写は
望めず、当時利用できた書から徴した模倣にすぎないという点で、書道字書として
最良のものであるとはとても言えないが、まったくないところを補うくらいのこと
はできよう。こういうものは、じっさいの文献にあたっていくうえでは不可欠で、
今後とも拡充が望まれるものであるが、なべて実物というものは権利の関係が複雑
で、実現しても有料会員に限定されたりしてしまうということも多く、その点に
『和翰名苑』のような、自由な資料に基づくデータベースの価値があるのであろう。

http://www.dhii.jp/DHM/imgs/okada1/djs_201605_fig1.png
「電子くずし字字典データベース」より「あ」。字体に関係なく用例が列挙されて
いる。画像をクリックすると、所在の詳細が示される。

http://www.dhii.jp/DHM/imgs/okada1/djs_201605_fig2.png
「『和翰名苑』平仮名字体データベース」より「あ」。用例が字体別にまとめられ
ており、もととなった漢字などの情報が閲覧できる。

 さて、書道字書的なデータベースであるという点において「電子くずし字字典デ
ータベース」や「木簡字典」(以下、両データベース)と、「『和翰名苑』仮名字
体データベース」は共通するが、「『和翰名苑』仮名字体データベース」は「つい
て」の面も工夫を加えてある。形音義の備わる漢字とは異なり、仮名に義はないが、
明治時代以前にはいまでいう変体仮名というものも多数併用され、それが整理され
て現今の一字一音の平仮名となったものである(昔日にこれは変体仮名・これはふ
つうの仮名と言っていたわけではない)。くわしくはデータベースに説明してある
ところを参照されたいが、このデータベースは仮名字体に「ついて」のデータベー
スでもある。すなわち、漢字などでいえば、異体字などの情報を積極的に取り扱お
うという態度のものである。一般に、書道字書では検索の便もあり、異体字の区別
はなるべくしないようにするし、判読支援のために作られた両データベースもまた
同様である。両データベースも、一般の書道字書よりも個々の字についてくわしい
情報を知ることができ、検索された文字がどの資料にあらわれたかなどについては
くわしく分かるが、異体字などのくわしいことについては触れていない。それに対
して、「『和翰名苑』仮名字体データベース」は、国語研の「学術情報交換用変体
仮名データベース」[4]のように、その字が仮名としてどういう属性を持つのかに
関するデータも持ち合わせている。この差は、みっつのデータベースが紙からどの
ように拡張しているかを示すものであろう。

 「姿」と、「ついて」の統合という点でいえば、守岡知彦氏らの「CHISE」と比較
可能な部分もあるのだろうと考えている[5]。「CHISE」はもともと字書的な性格
を持つデータベースであるが、字形に関する記述などにも拡張可能な、総合的な漢
字データベースであって、拓本文字データベース[6]などへのリンクを通じて書道
字書的な性格をも持つようになっていた。最近は、そこにさらに「HNG」という文献
における漢字字体に特化したデータベースが一部組み込まれるにいたり[7]、なお
そのような性格は強まっていると言えよう。前回触れたリンクトデータの世界など
では、「CHISE」のような総合的な文字知識データベースは、文献を電子的に安定し
て扱う参照点として(あまり目に見えないかもしれないが)重要度が低くなること
はあるまい[8]。

 そして、そこに文字のじっさいの姿が伴うならばなお心強いのであり、そういう
意味でいえば、国文研オープンデータセットなどのような自由なデータの恩恵をも
っとも被るのは、このような基礎的なデータベースなのだろうと考える。

[1] https://kana.aa-ken.jp/wakan/ データベースに関連する研究発表等もここ
 で公開してゆく予定である。
[2] 和漢籍研究ツール・DB検索 http://yatanavi.org/toolserch/index.php/search/tag/%E6%9B%B8%E4%BD%93
 による。
[3] 『電子くずし字字典データベース』『木簡画像データベース・木簡字典』連
 携検索 http://clioz39.hi.u-tokyo.ac.jp/ships/ZClient/W34/
[4] 学術情報交換用変体仮名 http://kana.ninjal.ac.jp/ 以前の連載でも触れた、
 変体仮名のユニコード化の過程でまとめられたデータベースである。
[5] CHaracter Information Service Environment http://www.chise.org/index.html.ja
[6] http://coe21.zinbun.kyoto-u.ac.jp/djvuchar
[7] 守岡知彦(2016)「長安宮廷写経の漢字字体と包摂基準: HNGとCHISEの統合
 を通じて」『東洋学へのコンピュータ利用第27回研究セミナー』
[8] 安岡孝一(2016)「古典中国語(漢文)の形態素解析」『東洋学へのコンピュ
 ータ利用第27回研究セミナー』なども参照。

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 続きは【後編】をご覧ください。

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人文情報学月報 [DHM058]【前編】 2016年05月31日(月刊)
【発行者】"人文情報学月報"編集室
【編集者】人文情報学研究所&ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)
【 ISSN 】2189-1621
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