ISSN 2189-1621

 

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DHM 058 【後編】

2011-08-27創刊                       ISSN 2189-1621

人文情報学月報
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄Digital Humanities Monthly

             2016-05-31発行 No.058 第58号【後編】 636部発行

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 ◇ 目次 ◇
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【前編】
◇《巻頭言》「文化現象の解明に向けた人文情報学の可能性」
 (河瀬彰宏:同志社大学)

◇《連載》「Digital Japanese Studies寸見」第14回「文字データベースの現在」
 (岡田一祐:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)

【後編】
《特集》「海外DH特集-フランス歴史学におけるDHの伝統」
 (長野壮一:フランス社会科学高等研究院博士課程)

◇人文情報学イベントカレンダー

◇イベントレポート「第110回人文科学とコンピュータ研究会」
 (永崎研宣:人文情報学研究所)

◇編集後記

◇奥付

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【人文情報学/Digital Humanitiesに関する様々な話題をお届けします。】
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◇《特集》「海外DH特集-フランス歴史学におけるDHの伝統」
 (長野壮一:フランス社会科学高等研究院博士課程)

 「近い将来、歴史家はプログラマになるか、もはや存在しなくなるかのいずれか
だろう[1]」。このセンセーショナルな一文がフランスの左派週刊誌『ル・ヌヴェ
ル・オプセルヴァトゥール』に掲載されたのは、今から半世紀前の1968年のことで
ある。著者はアナール学派第3世代の「総帥」として名を馳せた歴史家のEmmanuel
Le Roy Ladurie。アナール学派といえば、わが国では感性や生活文化に着目したい
わゆる「社会史」で知られているので、その代表的な研究者であるLe Roy Ladurie
が情報技術の必要性を強調するのは意外な印象を受けるかもしれない。

 実は、Emmanuel Le Roy Ladurieが上の発言を行った60年代後半は、フランス歴史
学において数量的手法が隆盛を極めた時期だった。フランス歴史学において、数量
へのこだわりは戦前からFranc,ois SimiandやErnest Labrousseら経済史家において
既に見られたが、彼らは戦後フランス歴史学を牽引して多くの後進を育てた。近年、
長期における富の変動を記述した『21世紀の資本』を世に問うた経済学者Thomas
Pikettyも彼らの手法を参照していることは、本人自らの語る通りである[2]。

 こうした数量的手法は、Le Roy Ladurie をはじめとするLabrousseの指導学生た
ちが高等研究実習院第6部門(現在の社会科学高等研究院)を拠点に展開した60年代
以降の歴史学において、本格的な開花を見た。「歴史分析に当って、個別事例の恣
意的な寄せ集めを排し、大量の、同質的なデータ(系をなすデータ)の統計的分析
を通じて、地域類型や社会階層間の差異や時間による変化の跡を辿ろうとする[3]」
この手法は、Pierre Chaunuによって「系の歴史学」(histoire serielle)と名付
けられた。

 「系の歴史学」が70年代に成果を上げた際に重要な役割を果たしたのが、情報技
術の利用である。当時、大学等の研究機関に計算センター(Centre de calcul)が
設置されるようになり、計算機を用いたビッグデータの処理が可能になった。これ
により、歴史学は大量の史料を分析する手段を得たのである[4]。

 当時の歴史学における情報技術の浸透を象徴するものとして、ローマ・フランス
学院において行われた巨大シンポジウム「情報学と中世史」がある[5]。このシン
ポジウムは1975年5月20日から22日の3日間にかけて行われ、仏伊から多くの中世史
家が参集した。歴史家はプログラマたらねばならないと喝破したLe Roy Ladurieの
論説文が、論集『歴史家の領分』に再録されてガリマール社から刊行されたのが
1973年であることからも、当時の歴史学を覆った情報学への熱量を読み取れる。

 この時期に情報技術を用いて実現した数量的歴史研究の代表的な成果としては、
David HerlihyとChristiane Klapisch-Zuberによる『トスカナ人とその家族--
1427年フィレンツェにおける土地台帳の研究』がある[6]。これは、15世紀トスカ
ナ地方における土地台帳(Catasto)を分析した研究である。その数およそ6万世帯、
24万人分に及ぶ。この手作業では処理できない大量の史料を分析するため、ウィス
コンシン大学マディソン校のパンチカードシステムが用いられたという。

 その後、1980年代後半になると情報端末の小型化・普及により、情報技術を個人
で利用できる時代が訪れた。これは研究者にデータベース構築を促す結果を生んだ。
他方、フランスで人文系テクストのマークアップが行われ始めたのもこの時代であ
る。なお、現在主流となっているマークアップ言語XMLはまだ登場しておらず、当時
はSGMLが用いられていた。

 1990年代以降、情報技術の存在感の高まりと相まって、研究成果やそのデータを
研究者間で共有しようという考えが普及する。歴史学においては図書館学・図書館
情報学、学術出版、オンライン上のテクスト、データベースなどの領域での議論が
盛んになった。そうした中、Marin Dacosは1999年に電子ジャーナルのポータルサイ
トであるRevues.orgをローンチし[7]、現在のOpenEditionにつながるオープンア
クセスの端緒を築いた[8]。

 フランスにTEI(Text Encoding Initiative Guidelines, 人文学のためのテクス
ト資料マークアップのガイドライン)が導入されたのは2000年代からである。かく
して今日、TEIは研究者の間で広く受け入れられるに至った。教育面では、TEIの講
義はパリの国立古文書学校やリヨン、ナンシー、トゥールなどで2000年代後半から
行われている。

 今日のフランスでは、計量分析やテキストマイニング、デジタルアーカイブなど
といった多様な分野のDHプロジェクトが行われている。David ArmitageとJo Guldi
による「長期持続」とDHへの着目の提言が『アナール』誌の特集などで議論を呼ん
だことからも、現代フランス歴史学におけるDHへの注目度の高さが読みとれる[9]。
今日のフランスにおいてDH研究を統括する組織に、Huma-Numがある。Huma-Numの関
与しているリサーチプロジェクトは『Consortiums』としてWebサイト上でまとめて
紹介されているので、参照することで現代フランスにおけるDH研究の一端をうかが
い知ることができるだろう[10]。

 こうした今日のDH研究のあり方は、必ずしもLe Roy Ladurieが半世紀前に想像し
た通りの姿ではないかもしれない。しかしながら、本稿で確認した通り、現代フラ
ンス歴史学におけるDH研究は、伝統的な史学史の延長上に成立したものである。
「近い将来、歴史家はプログラマになるか、もはや存在しなくなるかのいずれかだ
ろう」という予言は、今なおアクチュアリティを失っていない。

[1]Emmanuel Le Roy Ladurie,『L'historien et l'ordinateur』, dans La
 territoire de l'historien, t. I, Paris: Gallimard, 1973, p. 14.
[2]Thomas Piketty,『Vers une e'conomie politique et historique. Re’
 flexions sur le capital au XXIe sie`cle』, Annales. Histoire, Sciences
 Sociales, 70-1, 2015, p. 127.
[3]二宮宏之「系の歴史学と読解の歴史学」『二宮宏之著作集1』岩波書店、2011
 年、159頁。
[4]以下の記述は、フランス国立科学研究センター研究員Majorie Burghart氏の講
 義資料『Histoire et informatique: Un bref historique』に多くを依拠してい
 る。
[5]Lucie Fossier, Andre' Vauchez et Cinzio Violante(dir), Informatique
 et histoire me'did'vale. Actes du colloque de Rome (20-22 mai 1975),
 Rome : Ecole Franc,aise de Rome, 1977.
[6]David Herlihy, Christiane Klapisch-Zuber, Les Toscans et leurs
 familles. Une e'tude du Catasto florentin de 1427, Paris : Presses de
 la Fondation Nationale des Sciences Politiques, Editions de l’Ecole des
 Hautes Etudes en Sciences Sociales, 1978.
[7]Revues.org : portail de revues en sciences humaines et sociales
  http://www.revues.org/
[8]OpenEdition : four platforms for electronic resources in the
 humanities and social sciences http://www.openedition.org/
[9]Jo Guldi and David Armitage, The history manifesto, Cambridge :
 Cambridge University Press, 2014 ;『La longue dure'e en de’bat』,
 Annales. Histoire, Sciences Sociales, 70-2, 2015.
[10]Consortiums | Huma-Num : l’infrastructure des humanite's nume'
 riques http://www.huma-num.fr/consortiums/

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◇人文情報学イベントカレンダー(□:新規掲載イベント)

【2016年5月】

■2016-05-30(Mon)~2016-06-01(Wed):
CSDH/SCHN conference
(於・カナダ/University of Calgary)
http://csdh-schn.org/category/activites/conference/

【2016年6月】

■2016-06-03(Fri):
アーカイブサミット2016
(於・東京都/千代田区立日比谷図書文化館)
http://archivesj.net/?page_id=745

□2016-06-03(Fri):
宮内庁書陵部収蔵漢籍画像公開記念国際研究集会
「日本における漢籍の伝流
-デジタルアーカイブ『宮内庁書陵部収蔵漢籍集覧』の視角」
(於・東京都/慶應義塾大学三田キャンパス)
http://www.sido.keio.ac.jp/info/index.php#63

■2016-06-20(Mon)~2016-06-23(Thu):
DHA 2016 Working with Complexity
(於・豪州/University of Tasmania)
http://www.uqhistory.net/web/dha2016

■2016-06-24(Fri)~2016-06-27(Mon):
AAS-in-ASIA conference@京都
(於・京都府/同志社大学)
http://aas-in-asia-doshisha.com/

【2016年7月】

■2016-07-04(Mon)~2016-07-08(Fri):
DHOxSS 2016
(於・英国/Oxford)
http://digital.humanities.ox.ac.uk/dhoxss/2016

■2016-07-06(Wed)~2016-07-09(Sat):
Summer School in Chinese Digital Humanities
(於・英国/University of Leiden)
http://chinese-empires.eu/events/conferences/summer-school-in-chinese-di...

■2016-07-19(Tue)~2016-07-29(Fri):
"Culture & Technology" - The European Summer University in Digital
Humanities
(於・独国/Univesity of Leipzig)
http://www.culingtec.uni-leipzig.de/ESU_C_T/

■2016-07-30(Sat):
情報処理学会 人文科学とコンピュータ研究会 第111回研究発表会
(於・長崎県/五島市福江文化会館)
http://www.jinmoncom.jp/

Digital Humanities Events カレンダー共同編集人
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小林雄一郎(東洋大学社会学部)
瀬戸寿一(東京大学空間情報科学研究センター)
佐藤 翔(同志社大学教育文化学科 助教)
永崎研宣(一般財団法人人文情報学研究所)

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◇イベントレポート「第110回人文科学とコンピュータ研究会」
http://www.jinmoncom.jp/
 (永崎研宣:人文情報学研究所)

 2016年5月14日(土)、筑波大学筑波キャンパス春日エリアにて、第110回人文科
学とコンピュータ研究会が開催された。この研究会は、本メルマガでも何度も採り
上げられてきているが、情報処理学会の中に1989年に設立され、その後毎年4回の研
究会を開催してきて今に至る。今回は、情報知識学会との併催ということで、ポス
ターセッションを共催するだけでなく、共同での企画セッションも開催されるなど、
これまで以上に幅広い展開となった。

 午前中は、国文学研究資料館における公開画像に関する発表が2件続いた。1件目
は、松田訓典氏らによる古典籍画像へのタグ付けを効率的・効果的に行うためのシ
ステムに関する発表であり、現在の国文研オープンデータセットの問題点を効果的
に解決できそうであるところが大いに期待されるところであった。2件目は筆者の発
表であり、オープンデータとして公開された国文研データセットをいかにして活用
するか、という、PDFにて公開されている研究報告集に掲載の内容に加えて、このデ
ータセットの活用を通じて、この研究会がいかにして社会に貢献し得るか、そして、
それを実際に社会に示す良い機会である、ということにも強調を置いた発表であっ
た。

 小休憩をおいて、三浦武氏らによる文献資料とモーションキャプチャを組み合わ
せた踊りの様態についての考察、岩崎陽一氏らによる、統合検索ソフトウェア
VuFindを活用したオペラ関連資料デジタルアーカイブについての発表は、いずれも
大変興味深いものであった。

 その後、昼休みを挟んで学生ポスター発表となった。これは例年、この研究会が
主に大学院生を対象に5月に開催しているもので、研究会運営委員による個別のコメ
ントを受けられる上に優秀なものには学生奨励賞を出すというものである。今回は7
件の発表があり、漢字の分析・データベースに関わるものが3件、くずし字の学習ア
プリに関するもの、クラウドソーシング翻刻に関するもの、近代中国の歴史的財政
資料をモデル化してTEIで表現しようとするもの、踊りの心理効果を測定するものが
あり、いずれも、デジタル技術を持ち込むことでいかにして人文学をより深めよう
とするかという点で甲乙つけがたいものであった。いずれの発表者も、中堅・ベテ
ランが次々に繰り出す暖かくも厳しい質問に賢明に答えていたようであり、各自の
今後の飛躍が大いに期待されるところであった。結果として、今回の受賞者は、本
メルマガでも紹介されたことのあるくずし字アプリの発表を行った橋本雄太氏であ
った。

 その後、企画セッション「情報実践研究の最新動向」が開催され、2人の発表者が
スカイプで登壇するという珍しい展開の中、情報探索行動をさらに発展させた概念
としての情報実践についての実践的な研究が紹介され、会場は大いに熱気に包まれ
た(と筆者は感じたが実際にはディスカッションの時間がほとんどとれず、具体的
に皆が盛り上がったかどうかの確認はできなかったのが少し残念であった)。

 最後に、学生奨励賞の発表・受賞があり、会は終了した。その後、ちょっと時間
をとっていただき、10分間ほど、筆者がIIIF(国際的な画像相互運用の規格)につ
いての紹介を行った。これはすでに世界的に、特に図書館・デジタル図書館関係者
の間でかなり広まりつつあり、主要なデジタルアーカイブ公開機関での採用が進ん
でいることから、この研究会が今後取り組んでいくべき課題として、いくつかのポ
イントともに提示した。これについて、筆者はすでにブログで何度か紹介している
が、デジタル画像を共有するための規格として、導入・運用もそれほど難しいもの
ではないことから、ぜひ日本でも採用が広まってもらいたいと思っている。また、
この規格にはまだ拡張の余地が多くあるため、そういった検討と提案を通じて、日
本からもこの分野できちんと国際貢献をしていく流れができればありがたいとも思
っている。

 次回の研究会は、2016年7月30日(土)、長崎県の五島市福江文化会館で開催との
ことである。次回も盛会であることを祈って筆を置きたい。

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 配信の解除・送信先の変更は、
    http://www.mag2.com/m/0001316391.html
                        からどうぞ。

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◆編集後記(編集室:ふじたまさえ)
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第58号はいかがでしたか?まずは、ご寄稿いただいた皆さまにお礼申し上げます。
お忙しいところ、ありがとうございました。

巻頭言では、人文情報学がまだまだこれから広がっていく可能性があることがよく
わかりました。人文情報学月報ももうすぐ5周年になりますが、未開拓の分野がまだ
まだあると思うと、わくわくします。また、連載の今回のテーマは「文字データベ
ース」でした。

というように今回はコンパクトながら、どれも中身の濃い内容だったと思います。
次号も、ご期待ください。

◆人文情報学月報編集室では、国内外を問わず各分野からの情報提供をお待ちして
います。
情報提供は人文情報学編集グループまで...
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人文情報学月報 [DHM058]【後編】 2016年05月31日(月刊)
【発行者】"人文情報学月報"編集室
【編集者】人文情報学研究所&ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)
【 ISSN 】2189-1621
【E-mail】DigitalHumanitiesMonthly[&]googlegroups.com
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【サイト】 http://www.dhii.jp/

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