ISSN 2189-1621

 

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DHM 063 【前編】

2011-08-27創刊                       ISSN 2189-1621

人文情報学月報
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄Digital Humanities Monthly

             2016-10-30発行 No.063 第63号【前編】 649部発行

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 ◇ 目次 ◇
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【前編】
◇《巻頭言》「インキュナブラ研究とcopy-specific information」
 (徳永聡子:慶應義塾大学)

◇《連載》「Digital Japanese Studies寸見」第19回
「市民がウィキペディアに係わる:ウィキペディアキャンパスin北大に参加して」
 (岡田一祐:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)

【後編】

◇人文情報学イベントカレンダー

◇イベントレポート
「PNC(Pacific Neighborhood Consortium)2016」参加報告
 (永崎研宣:人文情報学研究所)

◇編集後記

◇奥付

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【人文情報学/Digital Humanitiesに関する様々な話題をお届けします。】
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◇《巻頭言》「インキュナブラ研究とcopy-specific information」
 (徳永聡子:慶應義塾大学)

 西洋書誌学の世界では、1500年までに活版印刷術によって出版された本や印刷物
を「インキュナブラ(incunabula)」と称し、時代的な区切りをここに設けている。
もちろん、15世紀と16世紀の印刷文化を断絶した事象のごとく捉えることには批判
の声もあり、この垣根をはらった研究も一般的になりつつある。その一方で、貴重
書整備を進める時には何らかのマイルストーンが必要なため、現在でもとりわけ書
誌目録の世界では「インキュナブラ」という括りが用いられることが多い。本稿で
は、このインキュナブラ研究の最近の動向とオンライン目録やデジタル化のかかわ
りについてご紹介したいと思う。

 手書き写本と決定的に異なり、印刷本には同じ版(edition)の本(copy)が複数
存在する。かつては中世/ルネサンス、写本/印刷本という二項対立的な区分の意
識が強く、インキュナブラの個別本(copy)への関心は限定的なものであった。し
かし、揺籃期の印刷本には中世写本の伝統がさまざまに引き継がれ、印刷後に装飾
文字や欄外装飾などが手書きで施されたことも少なくない。このため本によってペ
ージ面の表情は様変わりする。また違った種類の(透かし模様入りの)紙が用いら
れていることもあれば、装丁も来歴も一冊ごとに異なる。さらには、書店や読者の
手によって、署名、本文の修正、欄外注釈、要約、ペントライアル、短詩、本の価
格など、実にさまざまに書き入れがなされる。つまり本にはそれぞれに辿ってきた
歴史が刻まれており、同じ版の本であっても、この世にひとつとして同じものは一
冊たりとも存在しないのである。近年のインキュナブラ研究では、こうしたモノと
しての本を特徴づける諸要素をcopy-specific information、あるいはmaterial
evidenceと称している。特に書き入れや来歴は、読書行為や本の流通の再構築に重
要な手掛かりとなるため、これまで以上に注目が集まっている[1]。

 個別の書物へ関心が高まりゆく背景には、デジタル化の発展も絡んでいる。1990
年代後半から始まった貴重書のデジタル化と公開は、過去20年もの間で飛躍的に進
み、いまやインターネットを介して非常に多くの原資料画像を入手することができ
る。加えて英米の主要図書館の貴重書室では、2010年頃から閲覧者のデジタルカメ
ラの使用を許可するところが増えている。個人研究の使用範囲であれば(出版は含
まれない)、自分のカメラで撮影したデジタル画像を自由に利用することができ、
これには当初かなり嬉しい衝撃を受けた。おかげで世界各地に散逸するインキュナ
ブラも、同じ版の複数の本(copy)の比較調査が以前と比べてはるかに容易になっ
ている。

 最新のインキュナブラ所在目録のデータによると、現時点までに約450,000点の現
存本(copy)が確認されている。所蔵する公共機関はヨーロッパと北米を中心にお
よそ4,000箇所にも及ぶ[2]。中でも伝統ある歴史と蔵書数を誇る大英図書館が刊
行した英国インキュナブラの所蔵目録(通称BMC XI, 2007年)とオックスフォード
大学ボドリー図書館が刊行した目録(通称Bod-inc, 2005年)は、インキュナブラの
個別本研究の金字塔ともいえる[3]。以前はこうした貴重書の書誌目録は冊子体で
刊行されたが、最近ではインターネット上での公開が主流となりつつある。例えば、
冊子体の出版から始まったBod-incも、さほど時間を置かずにPDF版がウェブサイト
で無料公開され、いまでは検索可能なオンライン版が登場している[4]。発売と同
時に冊子体を求めた者にとっては複雑な思いもあったが、やはりツールとしてのオ
ンライン目録の便利さは格別である。また欧米では、2010年頃からインキュナブラ
のオンライン目録制作プロジェクトを立ち上げる図書館が急速に増えている。代表
的なところでは、ケンブリッジ大学図書館、グラスゴー大学図書館、ピアポント・
モーガン図書館などが挙げられよう[5]。いずれも大型コレクションを誇るが、
copy-specific informationの充実したオンライン目録を既に公開している。

 こうした図書館単位のプロジェクトの場合、対象資料は収蔵本に限定されること
が一般的である。このため従来はデータを取得するためには、所蔵館ごとに検索を
かけなくてはならなかった。だが、ここ数年の間に革新的な変化が起きている。複
数のレポジトリーが持つインキュナブラのデータを横断的に検索する仕組みに加え、
そのデータの数量分析や可視化を実現するツールが誕生したのだ。いずれもオック
スフォードを拠点に置くプロジェクトで、Bod-incの編集メンバーでもあった
Christia Dondi博士が率いている(博士はConsortium of European Research
LibrariesのSecretaryも務める)。最初のプロジェクトとして立ち上げたMaterial
Evidence in Incunabula(MEI)では、Incunabula Short Title Catalogueと欧米の
図書館との連携を測り、版の書誌情報と連携図書館所蔵本のcopy-specific
informationの横断検索を可能とするデータベースを構築した[6]。続けて2014年
にはThe 15cBOOKTRADEを始動させ[7]、2016年6月にMEI時代から構築してきた、書
誌情報とcopy-specific informationのデータの可視化を可能とするツール15cVを正
式に公開したばかりである[8]。インキュナブラをめぐるネットワークや伝播の過
程、市場での価格変動など、The 15cBOOKTRADEが理解を目指す研究テーマは多岐に
わたり、そのインパクトはきわめて大きい。

 The 15cBOOKTRADEの登場により、これまでには考えられなかった数のインキュナ
ブラを対象とした分析が、より広い歴史的な枠組みの中で可能となり、書物史の新
たな知見が広がることが期待される。一方、研究の発展には連携機関の増加とデー
タの充実が欠かせず、日本からのデータ提供も期待されるところである。今後、日
本におけるインキュナブラのcopy-specific information研究の推進が筆者にとって
重要な課題のひとつとなりそうである。

[1]グラスゴー大学図書館のスペシャルコレクションのウェブサイトに、
copy-specific informationについて分かりやすい解説があるので参照されたい。<
http://www.gla.ac.uk/services/specialcollections/searchforspecificitems/whatiscopyspecificinformation/ >.
[2]インキュナブラの現存本の所在情報はGesamtkatalog der Wiegendrucke <
http://www.gesamtkatalogderwiegendrucke.de >とIncunabula Short Title
Catalogue < http://istc.bl.uk > の長年にわたるデータ集積のおかげで把握がな
されている。
[3]Catalogue of Books Printed in the Xvth Century now in the British
Library, part XI: England, ed. L. Hellinga (’t Goy-Houten, 2007); A
Catalogue of Books Printed in the Fifteenth Century now in the Bodleian
Library, ed. by Coates Alan, Jensen Kristian , Dondi Cristina , Wagner
Bettina and Dixon Helen (Oxford, 2005), 6 vols.
[4]Bod-inc Online < http://incunables.bodleian.ox.ac.uk/ >.
[5]Cambridge University Library Incunabula Cataloguing Project <
http://search.lib.cam.ac.uk/ >, the Glasgow Incunabula Project <
http://www.gla.ac.uk/services/incunabula/ >, The Morgan Library & Museum’
s CORSAIR < http://corsair.morganlibrary.org/ >, and the Bayerische
Staatsbibliothek Inkunabelkatalog < http://inkunabeln.digitale-sammlungen.de/ >.
[6]Material Evidence in Incunabula < http://data.cerl.org/mei/_search >.
[7]The 15cBOOKTRADE: An Evidence-based Assessment and Visualization of
the Distribution, Sale, and Reception of Books in the Renaissance <
http://15cbooktrade.ox.ac.uk/project/ >.
[8] http://15cv.trade/

執筆者プロフィール
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徳永聡子(とくなが・さとこ)慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程修了
(PhD)。中世英文学、書誌学、書物史を専門とし、写本から印刷本への移行期(15
世紀~16世紀前半)における英国の書物生産と作品受容を中心に研究している。主
要業績に、Incunabula on the Move: The Production, Circulation and
Collection of Early Printed Books (2014), ed. by Ed Potten and Satoko
Tokunaga、ロッテ・ヘリンガ著『初期イングランド印刷史-キャクストンと後継者
たち』徳永聡子訳・高宮利行監修(雄松堂書店、2013)などがある。

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◇《連載》「Digital Japanese Studies寸見」第19回
「市民がウィキペディアに係わる:ウィキペディアキャンパスin北大に参加して」
 (岡田一祐:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)

 北海道大学附属図書館において、2016年10月1日、ウィキペディアキャンパスin北
大が開催された[1]。これは、近時日本で盛んになっているウィキペディア・タウ
ンというこころみ[2]を大学図書館で行おうというもので、ウィキペディア・タウ
ンは、現時点で全国で50回以上行われているようである[3]。稿者は、ウィキメデ
ィアプロジェクトのボランティアで、かつ北大の修了生というよしみもあり、ウィ
キペディア日本語版編集者で、ウィキペディア・タウンに長らく係わっている日下
九八氏にご同道願って、編集指導という立場で参加した。ここでは、稿者が指導に
あたって考えたことや、参加しての感想をまとめておきたい(当日の配布資料は[4]
で公開している)。なお、北海道新聞の記者が取材に来ており、記事にまとめられ
ているので、開催の模様はそちらも参考にされたい[5]。

 ウィキペディア・タウンは、是住氏が述べるように、「住民が地域の情報を
Wikipediaの記事として編集したり、Wikipediaの姉妹プロジェクトで誰でも自由に
利用できる画像等の情報を包括し提供しているWikimedia Commonsに画像をアップロ
ード」[2]する点が特徴である。少なくない参加者は、愛着のある地域について、
「魅力を伝えたい」との考えから参加するのだろうが(北海道新聞でウィキペディ
アキャンパスin北大の紹介がされたときも(『北海道新聞』2016年9月2日付朝刊)、
そのタイトルは「北大の魅力 ネット事典に」だった)、ウィキペディアの編集行
動をなんらかの手段に結びつけて捉えると、どうしてもウィキペディアの編集者コ
ミュニティとの軋轢が生じやすい。それというのも、ウィキペディアは、だれでも
参加できる百科事典を作ろうとする試みであり、その帰結として、書き手の存在は
可能なかぎり脱色されなければならず、愛着や魅力の表現などは排除の対象となる
からである。よく言われる広告の禁止や「独自研究の禁止」などはその表現のひと
つであり、専門家も、ウィキペディアでは無色な存在であって、既存の文献を適切
に参照し、要約できることのみが期待されているといえる。

 編集指導にあたって、ウィキペディアに参加するといってもいろいろなレベルが
あり、ひとまず稿者は、情報にもとづいて適切に要約しながら執筆する重要性を説
くことに務め、こまかいティップス的なことはじっさいに編集に取り組んでいると
ころで必要に応じて伝えることにした。講義はいささか抽象的に過ぎたかもしれな
いが、ウィキペディアに参加するにあたって慣れにくいこととして、完全にボラン
ティアによって動いているということや、「自分の知識を提供する場ではない」と
いうことがあると思うからである。

 当日は、20名弱の参加があり、日下氏や北大附属図書館の川村路代氏、そして稿
者の解説を聞きながら、学生団体の案内でめぐった北大内の歴史的建造物などにつ
いて、新規項目の執筆や既存の内容への加筆、あるいは日本語版ウィキペディアか
ら英語版や中国語版への翻訳を試みていた。参加者が加筆・翻訳したもののなかに
は、参考にした文献の記載はあるものの、個々の記述に出典の明記のないものがあ
り、あらたな内容を加筆するよりも、内容の確認に追われていたのが印象的であっ
た。一般に噂は流すのは簡単でも、その真偽を確認するのは容易ではないというが、
情報を確かめることの難しさを痛感したのではなかろうか。それに対して、新規執
筆組は、じぶんが書きたいことを情報で裏付けることの難しさを感じていた。

 ウィキペディア日本語版のコミュニティは、よきにつけあしきにつけ、ほかの言
語版のコミュニティとくらべて社会との接点となる層が薄く、ウィキペディアのし
くみやルールを理解してもらうこともそこまで熱心ではないので、ウィキペディア・
タウンの参加者たちにも「容赦なく」それを求め、結果としてルールにあわない行
動をして問題が発生することがある。そのようななかでウィキペディア・タウンの
ような試みを続けていくのには、ファシリテーターの役割が大きい。ウィキペディ
アのコミュニティと参加者のあいだで、ファシリテーターが介入すべき問題は、お
そらく、ウィキペディア・タウンでウィキペディアに関心を持ち、編集者になろう
というときにも起こりがちである。武蔵大学で北村紗衣氏が学生を相手に[6]、そ
して研究者を相手に講習をしているのも[7]、そのような事情によるものだし、組
織的にこのようなことを継続できないところに現状のもろさがあり、当事者のひと
りとして苦慮するところである。

 このような個々の問題を超えて、一研究者としてウィキペディア・タウンのよう
な試みに参加して思うのは、研究者が情報を提供する、あるいはどういうことが情
報として足りないか考え直す恰好の機会だということである(これは図書館員がウ
ィキペディア・タウン参加者のリファレンスに応える意義とも似ているところがあ
る[2])。理念的にいって、ウィキペディアに書けない内容は、法に触れることと
文体的な問題以外では、適切な情報源を得られないものくらいしかない。それは研
究が不足している箇所なのかもしれず、あるいは自治体や企業、関係の団体などで
オープンにすべきことをしていないところなのかもしれない。すくなくとも、ウィ
キペディア・タウンなどで書きたいことと書けることとの折り合いをつけていると
ころを見ていると、情報の偏在にあらためて気付かされるのである。偏在している
ことへの一般的な教訓はないものの、どういう偏在の仕方をしているかを見知るこ
とは、専門家の責の一端なのかもしれないと思う。

[1]ワークショップ「ウィキペディアキャンパスin北大」 | Hokkaido
University Library https://www.lib.hokudai.ac.jp/2016/08/24/40115/
[2]CA1847 - ライブラリアンによるWikipedia Townへの支援 / 是住久美子 | カ
レントアウェアネス・ポータル http://current.ndl.go.jp/ca1847
[3]プロジェクト:アウトリーチ/ウィキペディアタウン/アーカイブ - Wikipedia
https://goo.gl/info/8X8kuu
[4] http://blog.karpan.net/wp-content/WinH_20161001.pdf
[5]須田幹生2016「ネット事典の内容もっと詳しく! ウィキペディアタウンに注
目」『北海道新聞』2016.10.12朝刊、札幌圏 残念ながら、ウェブでの公開は確認
できない
[6]利用者:さえぼー/英日翻訳ウィキペディアン養成セミナー - Wikipedia
https://goo.gl/info/IpxjB1
[7]利用者:さえぼー/研究者・教員向けウィキペディア記事の書き方講習会 -
Wikipedia https://goo.gl/info/yAXjIc

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 続きは【後編】をご覧ください。

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人文情報学月報 [DHM063]【前編】 2016年10月30日(月刊)
【発行者】"人文情報学月報"編集室
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